2012年1月8日日曜日

(1335)ミャンマーと自国をつなげ

  1月8日の朝日新聞によると、ミャンマー隣国の中・印・タイによるインフラ開発攻勢が活発化し、各国とも資源輸送路に期待している。もともとミャンマーは人口も資源も多く、昨年の民政移管で欧米の経済制裁緩和に期待が高まり、存在感を増しつつある。中国は石油需要が急増しており、中東やアフリカ産の石油をマラッカ海峡を経由せずにチャゥピュー港から昆明にいたる千キロ以上のパイプラインを建設中で、13年には運用開始の予定。一方、ミッソンダム建設の工事凍結問題で一次冷却した両国関係は改善中。インドはシットウェ港からインド北東部のカレトウワまでのカラダン川を大型船が通れるように改修、さらにアイザウルまで陸路で結ぶという。タイはダウェイからタイ、カンボジア、ベトナムまでの国際幹線道路を計画中。ミャンマーは多方面外交を狙う。

2 件のコメント:

  1. 多方面外交の成果で、国、国民が潤い、民主化が進展…ということに、早くなってほしい!
    K.A.

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  2. k.a.さん
    そうですね、現状の中国一辺倒の政策からの転換は相当勇気が必要だったと思います。08年憲法さえしっかり握っていれば、とことん民主化を進めても問題なしとの姿勢かしら。(N)

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