2012年1月10日火曜日

(1337)読了69冊目:「血の絆」

 「血の絆」の原題は「トエー」、著者はジャーネージョー・ママレー、訳者は原田正春、1978年10月・毎日新聞社発行、262頁、定価1100円。原書は1973年度のビルマにおける超ベストセラー。由美(ラングーン外国語学院日本語講師)とモンモン(ラングーン大学学生)は腹違いの姉弟、姉の方は弟の存在を知っていたが、弟は姉のいる事を知らずに孤児として育つ。その間悪友からジャパン、ジャパンといじめられていた時に、見かねた学助教授に引き取られ成長する。しかし弟は自分の出自に疑問を抱き、日本を恨み姉から遠ざかる。あるとき、弟が悪友から暴力を受けたとき、姉が敢然と立ち向かい、弟を助けたが自らは大怪我をする。しかし弟は最後まで姉の存在を認めことに躊躇しており、姉が傷心のまま帰国することとなる。そのとき事態は突然変わった。

4 件のコメント:

  1. あれっ、もしかしてラストシーンはネタばれですか、、、^^;
    まあいいや、楽しみにしています!

    ところで、いまだに「カチン族の首カゴ」半分あたりをうろちょろしているのですが。。。

    21日にあきとさんにお返しする予定なのですが、よみきれるかしら、、、

    速読のNさんやあきとさんがウラヤマシイ!!!

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  2. STさん 
    ネタばれがバレバレでしたね。原文をちょっと修正しておきました。
    映画化の際、後藤さんや舟橋さんが動いたことを思い出しています。(n)

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  3. あらら 直していただいて恐縮です(大汗)

    ところで映画は、数年前に上映されたのではなかったでしょうか。

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  4. stさん
    バレバレはなおしました。映画化の件は記憶が薄れています。確か半分だけが完成し、後半は資金が無く、休業状態。しばらくして出資する企業が出てやっと完成したが、上映する映画館が無くボツ・・・・の記憶が。(N)

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