2012年1月18日水曜日
(1345)読破72冊目:「スーチー女史は善人か}
著者は高山正之、2008年2月・新潮社発行、220頁、定価1400円+税。この本は2005年3月から2006年5月まで「週刊新潮」に連載された超辛口コラム「変幻自在」をまとめたもの。この種のコラム集やエッセイ集のしきたりで、代表作の題名がそのまま書籍名となるので、スーチーさんのことは220頁中たったの4頁のみ。概要は、19世紀にこの国を征服した英国は、すぐに大量のインド人と華僑を入れて金融と商売をやらせ、モンやカチンなどの山岳民族をキリスト教に改宗させ、警察と軍隊を構成させた。今までこの国の主だったビルマ族は農奴となった。軍事政権による鎖国政策によって、華僑やインド人はうまみがなくなりビルマから出国。ビルマ政府は平和的にビルマの立て直しを図ったが、そこに現れたのがスーチー女史、というか、悪者は朝日新聞だった。
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スーチーさんは善人でありながら優れた政治家であってほしい…。
返信削除K.A.
k.a.さん
返信削除著者は朝日新聞も大嫌いな辛口人物、大勢の
の中には、こういう人物がいてもしょうがないか。(N)