2011年3月22日火曜日

(1043)地震と液状化現象

(2011年3月22日)

  今回の地震で在日外国人のショックは大きかったと思う。「日本にいる外国人のための情報」がいろいろなボランティア団体から発信されている。今日は日本人でも理解し難い「液状化現象」についてお知らせする。3月11日の東日本大地震の際、私が住む習志野市の海岸近くの埋立地では液状化現象が生じ、埋め立てに使った砂が海水と混ざり合って強く振動し、地中の隙間を通って地表を押し上げ、砂+海水の吹き上げ、道路舗装の盛り上がりと破損、下水管の破損、下水用マンホールの地上突出、電信柱の傾斜等を引き起こした。幸い、私の住む住宅街は、道路より1メートルぐらいさらに高いので、何も被害はないが、近くの団地周辺では、下水道の本管が詰まり、下水が道路に溢れたところもあり、今日も回覧板で仮設トイレが公園などに80基も設置されたという。ディズニーランド周辺でも被害が出てる。


6 件のコメント:

  1. いやー、「液状化現象」は、想像を絶する災害を起こすんですな。
    国としては、埋め立て造成についても、根本的な見直しが必要なのでは…。
    K.A.

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  2. k.a.さん
    在職中、千葉工場でこの液状化現象が起きた思い出があります。当時はあまりピンと来ませんでしたが。
    東京ではゴミを埋立てた「夢の島」がありましたね。砂とゴミ、どちらがいいかな。(N)

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  3. 両親の実家が江戸川区で、昔はよく水が出て人が亡くなったのだとか。
    そのたびに、そこらへんに土饅頭ができていたということです。

    埋め立ても結構でしょうが、もともとあった土地ではなく、海を埋め立てたということを忘れてはいけないかもしれませんね。

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  4. stさん
    私の住んでいるところは、50年前までは海でした。埋め立ての第一期工事が終わって夢に見た住宅地ができ、私はここに引っ越しました。潮が引くと子どもたちとよく潮干狩りをした記憶があります。そのころ(もちろん今も)液状化現象など誰も教えてくれないので、安心していましたが、千年に1回の地震でいまや多くの公園に簡易トイレが立つようになりました。よく考えるとわが街も「被災地」です。

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  5. >50年前までは海
    そうだったんですね!知りませんでした…

    いわれてみれば確かに「~ヶ浦」といいますもんね。

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  6. stさん
    息子が通っていた小学校の校歌の一節に、「昔は綺麗な海だあった」とありました。私が子どものころ、今の14号線が海岸で、ときどき波をかぶっていたことを思い出します。
    14号線から海側が「砂・水噴出地帯」といえましょう。(N)

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