2011年3月13日日曜日

(1034)サイクロン「ナルギス」を思い出す

(2011年3月13日)
  今回の関東東北地震は、日が経つにつれその恐ろしさが後から後から押し寄せてくる。マグニチュードは、最終的には9.0といわれ、一瞬のうちに村全体が海に流されたという。福島の原発事故など当初考えられなかった大事故である。また地震もさることながら、津波の恐ろしさがあらためて胸に突き刺さる。実は同じような光景が頭をよぎった。2008年5月2日・3日のサイクロン「ナルギス」によるビルマ西南部エヤワディ地区を襲った高潮による惨状だ。外国の支援を断わり、死者10万人、被災者200万人といわれる大規模災害だ。しかも、このような状況であるにもかかわらず、ビルマ軍事政権は5月10日、憲法の国民投票を実施し、92%の賛意を得たという。ビルマと日本は、ここが違うというところを世界に見せたい。何しろ千年に1度の大災害だ、みんなが助け合って、災害復旧の手本を示してみたい。

2 件のコメント:

  1. やはり日本で災害が起こると、なんだかんだいっても底力があります、
    それを思うとやはりビルマでの災害の、国の対応を思うとやるせなくなり、怒りも覚えますね。

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  2. stさん
    自衛隊10万人動員って、うまくいくのかしら。M8.8から9.0へ水増し?は日本の技術力が軽視されそう。枝野官房長官、もう少し威厳がほしいな。外国からの支援部隊は全員頼んだらどう。ロシヤだっていいよ。ビルマに頼むとどうなるかなあ。さてさて、災害克服の実力を発揮しようではないか。(N)

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