2011年3月8日火曜日

(1029)第三国定住難民(第2陣)の就職先は?

(2011年3月8日)
  2月28日の中国新聞に「神石高原で難民に農業研修へ」との記事を見つけた。同紙によれば、広島県神石高原町が、タイにいるミャンマー難民を町内に迎い入れ、農業研修を実施する準備を進めていることが分かった。国際貢献と地域活性化の両面を視野に入れている。町は数人程度を想定しており、本年度予算に事業費300万円を盛り込むという。第一陣が千葉県八街市と三重県鈴鹿市の農業法人に決まったらしい。日本人の若者が敬遠してる農業は、ますます高齢化が進んでいるのでいずれも素晴らしい事だ。農業しか知らない彼らにとっても、実習中も給料がもらえて宿舎も用意されてることは嬉しいと思う。入管法で言う「技能実習」に該当し、労働基準法や最低賃金法が適用される。TPP問題が叫ばれている昨今、ミャンマー難民が日本の農業を救う先駆者になるかもしれない。日本人は温かく見守ろう!

2 件のコメント:

  1. 本当に心暖まる話題ですな。
    受入れ自治体が、徐々ながら増えてきますように!
    K.A.

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  2. k.a.さん
    第三国定住の難民27人は、2箇所の農業法人に就職することが内定し、第2陣の約30人はこれから募集する段階。当初農業では収入が少なく生計が立たないとして、日本政府は農業以外の民間企業を考えていたが、研修・実習制度の農業版を考え出し現在に至っている。私は採用する農業法人や自治体に電話しいろいろ話し合ったが、彼らは発言したくない感じ、情報規制は今後も続きそうです。(N)

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