(2010年3月24日)
国民民主連盟(NLD)のスーチー書記長は、23日総選挙への参加について反対の意思を表明した。スーチーさんは「不当な法律下での総選挙に向けた政党登録は考えることすらできない」と述べたが、最終的には党の決定に任せるとした。NLDは29日に党内で協議し判断する。ただ若手の党員の間には、総選挙に参加し、議席を一つでも確保した方がその後の民主化運動に有利だとの意見もあり、最終的な意見集約ができるかどうかが注目されている。NLDはスーチーさんを除籍して総選挙に参加するか、政党登録を受け入れずに政党活動の路を閉ざすか、厳しい選択を迫られている。私も迷うが日本を始め世界各地にいる民主活動家が頼る中核的政党グループの存続は必要と思うようになった。もしビルマでNLDが消滅したら、各国各地のNLDや民主化グループも自然と弱体化するであろう。苦難の道は続く。
なかなか、難しい選択だけど、若手の意見が段々と重要になってくるのでしょうな。
返信削除K.A.
k.a.さん
返信削除そうですね。考えてみると、この20年間スーチーさんの名前だけが我々の耳に入り、それに次ぐ若手の名前が浮上しませんでしたね。もし彼女が倒れたら民主化活動は冷え冷えしたものになるでしょうね。(N)