(2010年3月7日)
今年度からいよいよ第三国定住による難民の受け入れをパイロットケースとして開始する。対象となる者を「定住者」としてわが国に受け入れるために、今般「定住者」の地位を定めている告示について所要の改正が行われた。現在、タイ国内において一時的に庇護されているミャンマー難民であって、次のア)とイ)に該当する者を「定住者」として受け入れることが出来るとした。ア)UNHCRが国際的な保護の必要な者と認め、わが国に対してその保護を推薦する者、イ)日本社会への適応能力がある者であって、生活を営むに足りる職に就くことが見込まれる者、及びその配偶者または子。他方、昭和53年から受け入れられていたインドシナ難民については、平成15年末をもって定住受け入れは完了しており、この規定を削除した。以上が告示改正の要旨であるが、このパイロットケースの成功には日本人の意識も大切。
そうですな。受入れには、当然ながら、関係する方々の心のこもった対応を期待したい。
返信削除K.A.
k.a.さん
返信削除全く同感です。
でも私が心配しているのは、一部のグループが反対運動を起こさないかということです。
日本は日本人の国という発想を持った人々がいるのも事実です。(N)
この条件なのですが、働けない人、老人や病人などはダメなのですね。
返信削除もちろんいつまでも日本が生活費をほどこすわけにもいかないのですが…
そういう視点から見てしまうと、純粋な人助けとは難しいものだと思いますね。
stさん
返信削除私の気のつかなかった視点ですね。さすが。
まあ、今回は第1回目であり、失敗は許されないということもあって、このような条件になったかと思います。(N)