2010年3月26日金曜日

(684)「2010年までに2100人」キャンペーン

(2010年3月26日)
  ヒューマン・ライツ・ウオッチはアメリカ国籍のビルマ人ニーニーアウン(別名:チョーゾールイン)氏が釈放されたことに関連して、「これは軍政が態度を軟化したと見るべきではなく、選挙を有利に進めるための切り札として政治囚を利用するビルマ軍政のいつものやり方の一環でしかない」と発表。さらに「氏の釈放によって、ビルマに対して国際社会が一致して強く働きかけることの有効性が示された」と。軍政が3月10日に公表した選挙法には、政治囚が政党に属することを禁ずる規定があり、NLDのスーチー氏のほか400人の党員、さらにはミンコーナイン氏やザーガナ氏らもこの規定に当てはまる。ヒューマン・ライツ・ウオッチは、ビルマで現在収監されている約2100人の政治囚全員の即時無条件釈放を求めるキャンペーン「2010年までに2100人」を行っている。私もこのキャンペーンは必要と思うが効果は?

2 件のコメント:

  1. そうですな。矢張りキャンペーンは必要ですな。でも効果のほどは…?
    K.A.

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  2. k.a.さん
    軍政がスーチーさんの政党参加や選挙権の除外者と認めた以上、解放されても何もできません。「解放」と「選挙参加」を訴えたいところですが、スーチーさん自身が選挙不参加を唱えている以上難しいですね。(N)

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