2010年3月8日月曜日

(666)第三国定住は不可欠

(2010年3月8日)
  昨日は「定住者」という法律用語の意味について述べたが、読者から「私は定住の資格を持っているが、定住者との関係はどうなのか」という質問を貰った。私は法律家ではないので、正確ではないが、まあ「定住」は資格をいうのであり、今年日本が呼ぶ「定住者」とは別の話であろう。時を一にして3月6日の朝日新聞夕刊に「第三国定住は不可欠」という見出しのコラムが出ていた。 国際移住機関(IOM)で、難民に定住先の言葉や文化の習得を指導している上級移民統合研修官のピンディー・ステファン氏(米人女性)が来日し、記者会見でタイ北部のビルマ難民を今年から日本が受け入れる第三国定住について「国際社会の連帯のために不可欠な仕組み」と強調。「受入国にとっても、異文化に触れて偏見がなくなるチャンスであり、恩恵はあるはず」と言う。私もどちらかと言えば多文化共生派、恩恵はいっぱいある筈。

2 件のコメント:

  1. 異文化相互の交流が、点から線へ、線から面へと拡大して欲しいですな。
    K.A.

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  2. k.a.さん
    異文化交流が進むことを願ってますが、永住外国人の参政権問題を見ても、なかなか進みませんね。強硬な反対論者(国粋主義者、右翼)の意見が強いためです。人口が少ないとどうしても国の力が弱くなります。(N)

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