2010年3月28日日曜日

(686)選挙後の国政、軍が関与示唆

(2010年3月28日)
  3月27日はビルマの国軍記念日、首都ネピドーでその式典を開いた。今朝テレビを見ているとネピドーの街にはシュエダゴンパゴタそっくりの黄金色に輝くパゴタや、道路(片道11車線?)、スーパーマーケットなどの様子が映りだされていた。一見したところ人も車も少なく、首都というにはまだまだという感じ。タンシュエ議長は「国軍は必要であれば、いつでも国内政治に関与する」と明言、民政移管後も軍が政治に関与し続ける意向を示した。議長は選挙後公職から退き、後任は、№3のトゥラシュエマンを中心に、USDAトップのテイウー農業灌漑相らが支える体制への移行が噂されている。一方選挙への動きが本格化しており、既に二つの政党が登録し、USDAが3つの政党の登録を検討、大小20前後の政党が登録予定。スーチー氏率いる国民民主連盟は29日に協議するが、スーチー氏自身は登録に反対中。

4 件のコメント:

  1. 残念ながら、軍事政権は自信をもっていますな。
    小生、昔の東條内閣を連想しています。
    K.A.

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  2. 先生、只今ニュースがあ入ってきました。N.L.Dガ政党不登録と言う決断をしたそうです。これからのことを考えると国民たちの血が流すことがまた起こらないように祈っています。

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  3. k.a.さん
    東条内閣のとき、国民はあまり不平を言わず、政府を盛り上げていましたね。世界各国からはいじめられていましたが。そういえばなんとなく似ていますね。(N)

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  4. 匿名さん
    この件に関してはあなたの情報が一番速かったようですね。日本のテレビ? インターネット? NLDにとっては苦渋の決断でしょう。5月以降はアングラ政党になるので、どうなりますかね。(N)

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