2010年1月28日木曜日

(627)またまたコーラーハーラー(うわさ)の話

(2010年1月28日)
  軍事政権下でのビルマ人社会は監視社会であり、他人を信用しない風習が自然と身についてる人が多い。その結果、自然とうわさ話が流れる社会となっている。在日ビルマ人の間でも「あの人はスパイだ」という強烈な言葉を時々耳にする。なんとも悲しい社会ではないか。昨日もビルマ人女性から電話があり、「今後入管に収容されると1年間出られなくなるってホント?」という質問があり、「そんなことないはず、品川の東京入管では長くて4ヶ月前後だよ」と答えた。ただ今回の質問には多少裏がある。品川の東京入管に収容された人は、保証人が仮放免申請書を出してないと約4ヵ月後に今度は牛久入管に移送され、ここでさらに数ヶ月出られず、結局合計10ヶ月ぐらい出られなくなる。私も現実にそのような人を知っており、収容される恐れのある人は、平生から保証人(できれば日本人)を探しておくことが大切である。

2 件のコメント:

  1. 軍事政権下のビルマは、北朝鮮に似たところがあるけど、何とか総選挙があるだけ、まだ
    まだ増しですな…?
    K.A.

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  2. k.a.さん
    確かにそうですね。
    でも両国が「核」で手を結ぶと大変ですよね。北朝鮮の国名は「朝鮮民主主義人民共和国」だっけ。いい名前ナンだけどねえ。(N)

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