2010年1月26日火曜日

(625)囚われの孔雀 アウンサンスーチー

(2010年1月26日)

  いま私は「囚われの孔雀 アウンサンスーチー」という単行本を読んでいる。著者は三上義一氏(1956年東京生まれ、作家、ジャーナリスト)、講談社文庫、1995年第1刷、講談社発行。ビルマ建国の英雄・アウンサン将軍の娘に生まれ、オックスフォードに学び、英国人と幸せな結婚をする。良妻賢母にして賢明な主婦、政治嫌いの彼女が、なぜ非暴力の民主化運動にのめり込んでいったのか? 1991年度ノーベル平和賞を受賞した「宿命」の女性の知られざる素顔とビルマ民主化運動を描いた406頁の文庫本。第1章:崩壊するビルマ民主主義、第2章:宿命の女性、第3章:ビルマと日本、第4章:闇将軍の素顔、第5章:怒りと叫びと銃声、第6章:すべて崩れる、第7章:ファイティング・ピーコック、第8章:飛べない孔雀、終章:幻の女性宰相 と続く。今年はビルマで選挙があるが20年前の選挙の状況も興味津津だ。

2 件のコメント:

  1. 後半は、正に波乱万丈の人生。でもノーベル
    平和賞受賞は、一応よかったですな。
    K.A.

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  2. k.a.さん
    確かにノーベル平和賞受賞が彼女の大きな武器になりましたね。

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