2010年1月15日金曜日

(614)「在日『外国人』読本』を読んで②

(2010年1月15日)
  昨日に続き「在日『外国人』読本」について述べる。この本はそもそも在日外国人とはどんな人を指すのかという素朴な疑問から始まり、36件の疑問に対してそれぞれ詳細に説明している。私は、日本では少子高齢化が進んでおり、今後はどうしても「外国人との共生」が政治の重要課題になると考えるが、その一環として外国人選挙権法案が18日からの国会に提出される。その中心的な問題点は在日韓国・朝鮮人への地方参政権の付与の問題であるが、それ以外の国の永住者はどう考えているのだろうか。例えば私が関係しているビルマ人の永住者は賛成なのか反対なのか声が聞こえてこない。それからもう一つ、本書の付録で、入管法、住基法改正案に触れ、その中で、私が日ごろから懸念している「見えない人間」と言われる仮放免中の難民申請者など外国人弱者を日本から排除しようとしているなどの記載がある。

2 件のコメント:

  1. 国会で、外国人選挙権法案がどのように扱われるのか、目が離せませんな。慎重に審議されることを期待!
    K.A.

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  2. k.a.さん
    その通りで目が離せませんね。外国人選挙法案が成立すれば当事者である外国人はみな喜ぶでしょうね。ただ日本の国益という点になると、いろんな意見が出るでしょう。私も、慎重に審議されることを期待します。(N)

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