2010年1月14日木曜日

(613)「在日『外国人』読本」を読んで①

(2010年1月14日)
  最近外国人選挙権法案の話題が多い。永住者の多い在日韓国、朝鮮人を主な対象にした制度であるが、もちろんその他の国から来た永住者も含まれ、数は少ないがビルマ人も関係する。ただこの法案が成立するか否かは微妙。連立与党の国民新党は強く反対しており、亀井静香代表は帰化してから投票すればよいとの姿勢。そこで、私は標題の「在日『外国人』読本」を習志野図書館から借りて読んでみた。副題には「ボーダレス社会の基礎知識」とあり、著者は佐藤文明氏、緑風出版発行、定価1890円。日本には今65万人近い韓国・朝鮮人が住んでいるが、これは1910年に日本が朝鮮半島を侵略し植民地にしたことに始まっており、日本にはこのような負の遺産が残っているのだ。私は、日本で平和に暮らしている永住者に選挙権を与えてもいいのではないかと思っているが、もう少し論議を続けて欲しい(続く)。

2 件のコメント:

  1. なかなか難しい問題で、当事者の立場から考えることが一番重要なのでは?
    K.A.

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  2. k.a.さん
    外国人参政権の話は10年以上前からあり、いわゆる国粋主義論者に対して共生論者の対立という構図だったと思う。前者の代表は自民党であり、後者の代表は共産党。民主党は左右が渾然とした政党なので、この外国人参政権にも賛否両論があるらしい。問題は国民がどの程度理解しているかという点で、今後の活発な議論を期待する。(N)

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