2016年12月9日金曜日

(3139)マレーシア首相がロヒンギャ「虐殺」の解決に国際機関に介入を呼び掛け

 12月7日のミャンマー・ニュースより。マレーシアのナジブ・ラザク首相は12月4日、首都クアラルンプールで行われた、ミャンマーのイスラム系少数民族ロヒンギャ「虐殺」に反対する数千人規模の抗議集会に参加し、国連、国際刑事裁判所、イスラム協力機構に介入するように呼びかけた。ラカイン州ではここ数週間、治安部隊による強姦、拷問、殺人などの事件により、1万人以上のロヒンギャがバングラデシュなどへ逃げ込んでおり、国際社会から「民族浄化」との批判を受けている。ミャンマー政府は「虐殺」の疑惑を否定しているが、外国人ジャーナリストや国際的な調査機関などは、紛争地域への進入を禁止されており、内情がつかめていない。大多数がイスラム教徒のマレーシアでは、ロヒンギャに対するミャンマーの 国家的虐殺への批判が高まっている。

2 件のコメント:

  1. なるほど。アナン委員長は国連等、国際的関連機関と緊密に連絡、迅速に対応する必要がありますな。
    K.A.

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  2. K.A.さん
    アナン氏はスーチーさんと連携を密にして処理するものと思っていたが、現在はスーチー氏が困惑する方向で処理している。ここまで来たら、スーチー氏も一つの決断を持って、対応してほしい。

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