2016年12月14日水曜日

(3144)恐竜から鳥へ 毛の立体構造保つ

 12月11日の朝日新聞より。ミャンマーで見つかった約9900万年前の白亜紀中期の琥珀の中から、毛に覆われた小型恐竜のものとみられる尾の一部が見つかったと、中国やカナダなどの研究チームが米専門誌カレント・バイオロジーに論文を発表した。立体的な構造が確認でき、鳥への進化を探る貴重な資料になるとしている。この琥珀は、2015年に研究チームのシンリター博士がミャンマー北部の市場で見つけた。鶏卵ほどの大きさで、中に羽毛のような繊維に覆われた小動物の尾(長さ約4センチ)とみられる組織が残っていた。CTスキャンなどでの分析から、スズメほどの大きさの羽毛恐竜(コエルロサウルス)の仲間の尾の一部と判断した。これまでに見つかった羽毛恐竜の化石は、押し花のように、平面上に羽毛の跡が残ったものだった(写真あり)。

2 件のコメント:

  1. 市場で見つかるとは、興味深い。その内、また発見されるかも…。
    K.A.

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  2. K.A.さん
    確かにそうですね。宝石買うんだったら「琥珀」がいいかも。

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