2016年12月22日木曜日

(3152)ミャンマー国軍最強の反政府勢力から前哨基地を奪取

 12月20日のミャンマーニュースより。ミャンマー国軍は12月17日、反政府勢力のカチン独立軍(KIA)の基地であるギドン前線基地を占領した。KIAのスポークスマンは、前線基地の占拠を確認している。「我々はそれを取り戻すために戦っている。戦いは終わっていない」と述べ、まだ戦いを続けていることを強調した。この戦争での損失が出たが、数字は明らかになっていない。KIAはカチン州に拠点を置く反政府勢力で、最強の反乱軍の一つである。スーチー氏の就任以来、皮肉にも最も激しい戦いだ。カチンの南にあるシャン州でも、国軍と反政府軍の間で戦闘が勃発、多くの人が中国領に流れ込み、北京との緊張が高まっている。「政府が戦いをしないように、国軍をコントロールしなければ、我々は民族同盟軍団を形成し、強く反撃する」と発表している。

2 件のコメント:

  1. 小競り合いは、全く馬鹿げている。早く止めてほしいのだが…。
    K.A.

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  2. K.A.さん
    小型の宗教戦争であり、背後にイスラムと仏教の長い歴史がある。その最先端にお互いに武闘派がいて争っているので、中々解決しない。スーチーさんがいくら考えてもすぐには解決しないのでは。

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