2016年12月20日火曜日

(3150)ロヒンギャ問題「解決に時間を」スーチー氏

 12月20日の朝日より。ロヒンギャに対する人権侵害への懸念が高まっている問題を巡り、アセアンの外相会議を19日ヤンゴンで開催。スーチー氏は人権侵害を否定する一方、国際機関による人道援助やメディアの現地立ち入りを制限していると、国際社会、特にマレーシアやインドネシアからの批判が集中。スーチー氏は現状を説明し、各国に理解を求めた。マレーシア外相は「地域全体の懸念材料」と訴えた。同国が懸念を抱く背景には、ロヒンギャ難民数千人が同国をめざし船で漂流したため。迫害が続けば、さらに大量の難民が生まれ、イスラム過激派の動きが活発化する。スーチー氏は人道支援の受け入れや、加盟国への定期的な報告を約束。またアナン氏の諮問委員会が来年2月に提出する中間報告書を見た上で対応を再検討することで一致。

2 件のコメント:

  1. ロヒンギャ問題、スローペースながら進展している様子。止むを得ない…。
    K.A.

    返信削除
  2. K.A.さん
    スーチーさんに対する評価は、とりあえず2月まで伸びた感じだが、それまでに何かできるのか心配。日本政府は、経済面だけでなく、政治面でもミャンマーを支援してほしい。

    返信削除