2016年12月8日木曜日

(3138)アナン前国連事務総長 ロヒンギャ問題に懸念

 12月7日の朝日より。ミャンマー・ラカイン州でイスラム教徒ロヒンギャと仏教徒が対立している問題の解決に向け、同国政府が設置した諮問委員会のトップを務めるアナン前国連事務総長は6日、ヤンゴンで記者会見し、当局によるロヒンギャへの人権侵害が報告されていることに懸念を示した(以上)。関連するニュースとして、12月6日のAFPより。国際移住機関(IOM)はロヒンギャ2万1千人がミャンマーでの暴力から逃れるために、ここ数週間で隣国バングラデシュへ脱出。その大半は仮設の集落や、公式の難民キャンプなどに避難。2万1千人という数字は、複数の国連組織と国際NGOが集計した10月9日から12月2日までにバングラデシュに到着した人数。ミャンマー政府は、弾圧を否定しているが、紛争地区への外国人記者の立ち入りも 禁止している。

2 件のコメント:

  1. アナン委員長、漸く動き出しましたな。段々と活発化してほしい。
    K.A.

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  2. K.A.さん
    この種の情報はまず正確であることが必要。その為には紛争地区へのマスコミや外国人の進出が大切。頭のよいスーチーさんは、誰が弾圧しているのか分かっているはず。英知を働かせて外交面で静かに発表してはいかがか?

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