2016年11月16日水曜日

(3116)ミャンマーLNGターミナル計画を実行に移す時

 11月11日のリムマーケットニュースより。液化天然ガス(LNG)の陸上輸入ターミナル建設について、東南アジアの次なるLNG輸入国としてミャンマーが検討中。しかしミャンマーが火力発電プロジェクトの一環としてLNG調達を検討したのは今回が初めてではない。英蘭ロイヤル・ダッジ・シェルは2015年、タイのイタリアン・タイ・ディプロップメント他と共同で、ダウエイ経済特区で同様な施設の建設に合意した。この合弁企業は調査を済ませミャンマー政府からの許可を待っている。日本総研・日揮・三井住友銀行もヤンゴンの沖合80㎞での浮遊式タンクなどの調査を実施。また中国石油天然気集団は、両国を結ぶパイプラインを活用する方法を提案。ミャンマーの総発電能力は現在5千MW、将来は3万MW。しかし、プロジェクトは2年間揺れ続けたままだ。

2 件のコメント:

  1. 発電能力5千MWの内、実働能力は何割位かな? 技術者も力をつけていると思うので、そろそろ将来計画が出せるのでは…。
    K.A.

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  2. K.A.さん
    進んでいないですね。日本の技術力を取るか、中国の政治力を取るか。スーチーさんも迷っているのでは?

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