2016年11月29日火曜日

(3129)ロヒンギャ迫害悪化、ミャンマー政権に高まる批判

 11月28日の産経新聞より。ラカイン州で国軍によるイスラム教徒ロヒンギャへの迫害が深刻化。「人権弾圧」との国際社会の声に背を向けるミャンマー新政権の実質トップ、スーチー国家顧問兼外相への批判も高まりつつある。隣国バングラデシュ外務省は23日、ダッカのミャンマー大使に「数千人が越境し、さらに数千人が国境付近に集結している」として事態収拾を求めた。ラカイン州では10月、ロヒンギャとされる武装勢力が軍や警察を襲撃し、兵士ら十数人が死亡した。ミャンマー政府は、パキスタンなどでテロ組織から軍事訓練を受けた男が数百人の集団を率いて襲撃したとして、掃討作戦を実施し「構成員70人を殺害した」と発表。国連は、この混乱で、ロヒンギャ3万人が家を追われ、15万人分の医薬や食糧支援が40日以上滞っていると批判(続く)。

2 件のコメント:

  1. アナン元国連事務総長は何をしているのかな。もう出番だと思うけど…。
    <急告>№3229は誤りで、実際は№3129。以下、同様なので、要対策。
    K.A.

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  2. K.A.さん
    多民族国家であり、国としての統治はやはり難しい点が多くあります。孤高のスーチー氏を助ける周辺の育成が待たれます。通し番号の件有り難うございました。年は取りたくないですね。

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