2016年11月5日土曜日

(3105)ミャンマー民主化目標忘れずに(社説)

 11月4日の朝日社説より。スーチー氏が来日した。3年半前は軍事政権と戦う苦難の道を歩んだ民主化運動の指導者としてだ。今回は、新政権の事実上のトップとしてだ。安倍首相は民間投資を含めて8千億円の協力を約束した。アジア外交を巡り日本では何かと中国に対抗する論調があるが、複眼的に考えた方がいい。ミャンマーからみれば中国は少数民族問題など緊密に協議すべき隣国だ。日本は日本の得意分野で国づくりに貢献できればいい。道路、鉄道網の整備、電力の安定供給など インフラ整備が有効だ。経済面からも民主化する必要がある。スーチー氏の来日前、ロヒンギャへの弾圧が伝えられた。深刻な人権侵害に対し、スーチー氏は沈黙すべきではない。積極的に解決策を探ってほしい。そして、民主化の目標を高く掲げてほしい。

2 件のコメント:

  1. ロヒンギャ問題は、大変難しいですな。「窮すれば通ず」という諺が役立つかも…。
    K.A.

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  2. K.A.さん
    ロヒンギャ問題をアナン前国連事務総長に任したのは素晴らしいと思います。まずNLD内部の洗脳から入ることになるでしょう。

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