2016年11月24日木曜日

(3124)人権尊重の刑務所改革を

 11月18日のアムネスティ国際事務局発表のニュースから。ミャンマー政府は刑務所改革を機に、受刑者の虐待や劣悪な環境といった過去と決別し、国際人権基準に沿った刑務所法を導入すべきだ。同国の刑務所は、人権侵害の温床として国際的にも悪名高い。政府と議員がともに刑務所改革を検討していることは喜ばしいことだ。実際、議員の多くは正にこういった刑務所に収監され、拷問など過酷な扱いを受けてきた。いまこそ、現在の受刑者が、自分たちと同じ扱いを受けない体制を保障する時である。しかし、法案はまだ国際法の基準には遥かに届いていない。この案では、拷問や虐待が禁止されず、不法な拘禁や強制労働など悪評の原因となった人権侵害を防ぐ措置が盛り込まれていない(中略)。この提案は、受刑者の社会復帰を最大の狙いとする。

2 件のコメント:

  1. あまり軍を刺激しないで、改革も漸進が現実的では…。
    K.A.

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  2. K.A.さん
    同感です。でもこの程度の内容ならば、旧軍事政権派も賛同するのでは?

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