2016年11月22日火曜日

(3122)スーチー和平頓挫懸念も 少数民族側、政府軍攻撃

 11月22日の朝日新聞より。ミャンマー北東部の中国国境地帯で20日、政府と未停戦の少数民族武装組織の連合部隊が政府軍の駐屯地などを相次いで攻撃し、民間人と兵士ら8人が死亡した。少数民族側からの大規模な攻撃は異例で、スーチー国家顧問が最優先に掲げる和平協議が頓挫しかねないとの懸念が出ている。攻撃を仕掛けたのは北部カチン州と、北東部シャン州の国境地帯を拠点とするカチン独立機構(KIO)やタアン民族解放軍(TNLA)などの4組織。政府によると、国境の町ムセ近郊の貿易施設や橋なども含む10カ所を襲撃した。戦闘は21日も続いた。政府軍は8月以降、最大勢力のKIOに空爆を行うなど4組織に対する攻勢を強めていた(以上)。背後にいる中国の動向が影響していると思われる。国連が強く動くべき時ではなかろうか。

2 件のコメント:

  1. 正に国連の出番だと、私も思うのだが…。
    K.A.

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  2. K.A.さん
    中国はすぐ停戦に応じてほしいですね。

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