2016年11月4日金曜日

(3104)ミャンマー支援へ8千億円 首相、スーチー氏と会談

 11月3日の朝日より。副題は「中国にらみ関係強化」、「経済優先、庶民の不満に配慮」。安倍首相は2日、スーチー国家顧問・兼外相と元赤坂の迎賓館で会談した。首相は「官民合わせて5年間で8千億円規模の貢献を行う」と表明。日本企業を含む投資環境整備に協力して推進する方針で一致した。後発開発途上国援助額としては異例の規模(外務省幹部)という。その象徴は、水力発電所改修計画への円借款供与(約107億円)。日本は前政権が進めていた火力発電所計画を、スーチー氏が環境面から懸念していることに配慮し、環境負荷の少ない水力発電所改修路線に転換した。また、中国との強硬姿勢との対比を念頭に、太平洋とインド洋を「自由と法の支配」構想を進める。なおスーチー氏は、今後は庶民が望む経済優先の方向に進む。

2 件のコメント:

  1. 相互に納得できる会談でしたな。
    K.A.

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  2. K.A.さん
    8000億円とはとんでもない多額のお金、この巨費を使いこなす行政官はしばらくは不在では?

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