2015年5月31日日曜日

(2575)ミャンマー国勢調査 民族・宗教 公表先送り

  5月31日の朝日新聞より。ミャンマー政府は29日、昨年実施した31年ぶりの国勢調査の最終結果を公表した。だが、民族や宗教に関する統計は発表を来年に先送りした。前回調査に比べてイスラム教徒の「増加」や多数派ビルマ族の減少があったのでは、との憶測を呼んでいる。同国の人口は昨年公表された暫定結果より6万人多く修正され、5148万人だった。それでも2012年に出された政府推計6千万人には及ばなかった。一方で、民族や宗教のデータは「敏感な問題で、さらなる分析などが必要だ」として発表されなかった(以上)。ミャンマー政府が発表したくない数字に今後注目が集まるであろう。そもそも先の発表で、政府発表より1千万人も人口が少なかったとは、ショックであったが、第2、第3のショックが、待ち受けているのかもしれない。

2 件のコメント:

  1. 「さらなる分析などが必要」との事ので、あまり期待しないで待ちましょう。

    K.A.

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  2. K.A.さん
    人口という数値は、国の経済、行政に重要な影響を与える。下手に細工しないで、数値をそのまま発表した上で、疑問点を分析したほうがいいのでは。

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