2015年5月4日月曜日

(2548)ミャンマー アセアン標準時導入に難色

  5月1日のミャンマーニュースより。マレーシア・クアラルンプールで開催された第26回アセアンサミットにおいて、アセアン標準時に対する議論がなされたが、ミャンマーは同サミットにおいて、アセアン標準時の導入に対する提案を受け入れなかった。現在アセアン地域においては、4つの時間帯に分かれているが、アセアン標準時を導入することで、アセアンに加入するすべての国において一つの時間帯となる。アセアン標準時は、アセアン諸国と中国の結びつきが強いことから、中国と同じUTC+8の導入が予定されており、導入によって、各国間の銀行取引など、経済活動の円滑化が見込まれている。ミャンマー同様、難色を示している国は、タイやカンボジアである。GMT+7地域の人口が最多である理由で、GMT+8を標準時とすることに反対している。

2 件のコメント:

  1. 各国の集合体であるアセアンでの標準時導入は、やはり無理でしょうな。

    K.A.

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  2. K.A.さん
    この件も中国が絡んでおり、難しい問題のようです。しかし強大な中国に対して反発する精神は見事だと思います。

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