2015年5月29日金曜日

(2573)ミャンマーから逃れるロヒンギャ族って?

  5月29日の朝日(いちからわかる)欄より。副題は【差別を受け、国籍も与えられず、推計16万人が船で脱出】。ロヒンギャ族とは、仏教徒が9割近くを占めるミャンマーでは少数派のイスラム教徒で、隣のバングラデシュの公用語ベンガル語の方言を話す人たちを指す。多くは19世紀以降に今のバングラデシュ側からやってきて定住したとされ、1948年のミャンマー独立後にロヒンギャ族と自称し始めた。政府推計では約130万人いる。政府がバングラデシュからの移民とみなして国籍も与えられず、差別を受けている。2012年にはラカイン州の仏教徒との間で大きな衝突があり14万人が避難民となった。バングラデシュ国内のキャンプにも20万人以上が暮らすがミャンマー人とみなされている。海外に船で逃れた12年以降推計16万人と言われる。

2 件のコメント:

  1. ロヒンギャ族は大変気の毒…。
    バングラデッシュとミャンマー間で、十分話し合う必要があるのではないのかな?

    K.A.

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  2. K.Aさん その通りだと思います。でも、
    ロヒンギャの多いシットウエ―に住んでいたミャンマー人に聞くと、20年ぐらい前は両民族が同じ街で仲良く暮らしていたそうです。宗教が絡むと暴動に発展し、ロヒンギャ側の住宅を仏教徒側がすべて焼き払ったと聞いてます。宗教って怖いなという気にもなります。

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