2015年5月6日水曜日

(2550)カレン州難民がオーストラリアで正規雇用、現地経済に好影響

  5月2日のミャンマーニュースから。カレン州から難民としてオーストラリアに移り住んだ人びとが仕事に就き、現地経済に貢献している。2010年170人ほどの難民が、ビクトリア州ニルに暮らし始めた。彼らはコミュニティーとしての生活基盤を整え、現地でフルタイム勤務し、現地経済に貢献している。ニルは人口2300人の小さな町で、住民は農業によって生計を立てている。難民のうち70人はアヒルの生産・供給に係る企業に採用された。難民の就労によって、4150万ドルの収益を上げており、地域経済にも好影響を与えている。難民・移民サービス局では、ニルが街の繁栄のために難民を歓迎したこと、失業率の低い労働が存在したこと、カレン州の人々が非常に勤勉だったことが成功の要因だとしている(以上)。難民定住に失敗した日本は反省すべきだ。

2 件のコメント:

  1. 理想的な成功例ですな。
    カレン州は豪州に近いので、徐々ながら一人でも多く増えて欲しい。

    K.A.

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  2. K.A.さん
    同感です。そして日本は、定住難民制度の成果と失敗を総括してほしい。

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