2015年5月20日水曜日

(2564)ミャンマー「イスラム難民」大量流出 国際的孤立も

  5月19日の日経電子版より。5月29日にロヒンギャ問題対策会議(15カ国)をタイが呼び掛けたが、ミャンマー政府はタイを批判し、会議への参加を拒否した。マレーシアやインドネシアはロヒンギャ族に同情する意見も多く、ミャンマーと周辺国との関係が悪化する懸念がある。米国は、ミャンマーが民主化して以来、関係改善に転じたが、この姿勢がミャンマーの人権問題の解決を遅らせているとの批判も絶えない。米国は29日の会議に参加するが、米議会の圧力が強まれば、ミャンマーとの関係改善の動きが停滞する。一方ミャンマーは総選挙が秋にあり、与野党の激戦が予想される。スーチー氏はこの問題には沈黙している。1-3月に船で逃れたロヒンギャ族は2万5千人で、今後東南アジアの安定に影響する。アルカイダは、ロヒンギャ族支援の動きもある。

2 件のコメント:

  1. 29日の会議は、なかなか重要ですな。

    K.A.

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  2. K.A.さん
    結局ミャンマーも会議に出席するようですが、人道面から何か名案を出してほしい。

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