2015年5月19日火曜日

(2563)漂流の「ロヒンギャ問題」で緊急会議開催 5月29日バンコク

  5月14日のミャンマーニュースより。タイ外務省は5月12日、イスラム教少数民族「ロヒンギャ」がタイやマレーシア、インドネシアなどで相次いで保護された問題で、関係国を含む15カ国で5月29日緊急会議を実施すると発表した。この会議はバンコクで開かれる予定で、各国から政府高官が参加する。またUNHCR、IOMなども招待する。今回保護されたロヒンギャは、ミャンマーやバングラデシュから漂流船で流れ着き、その数は数千人に及ぶ。漂流期間は数週間から数か月と見られ、その間に十分な食料や飲料水は摂取できない状況。その背景には「人身売買」があるようだ。タイ南部では人身売買の被害者とみられるロヒンギャの遺体が集団墓地から発見された。また衰弱したロヒンギャも多数発見され、組織的な人身売買や虐待の疑いがもたれている。

2 件のコメント:

  1. 十分な食料・水もなく、数週間以上も漂流…。
    悲惨そのものですな。少しでも改善されますように…。

    K.A.

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  2. K.A.さん
    全く同感です。日本政府ももっと発言していいのでは・・・。

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