2015年5月16日土曜日

(2560)追い返されるロヒンギャ族 インドネシア・タイ、難民流入を警戒

  5月16日の朝日より(6段組み)、副題は「6000人漂流、国連懸念」、「8歳密航、父どこに」。ミャンマーで民族対立から追いつめられたイスラム教徒のロヒンギャ族が乗った船が周辺国に漂着している問題で、マレーシアやタイなどが船の追い返しを始めた。難民の大量流入を警戒する措置だが、海上にはまだ6千人が漂流しているとの国連の推計もあり、懸念の声が上がっている。マレーシアではランカウィ島に漂着した1158人を保護、同時に海軍などが密航船の排除に乗り出した。タイでは14日、300人が乗った船に退去を指示、領海外に押し出した。インドネシア・アチェ州では11日、400人乗りの木造船を追い出したが、沖合で別の6隻を発見、800人を救助した。国連は3国の行動を批判、助けられた人々はバングラデシュに帰国したくないという。

2 件のコメント:

  1. 民族問題は、こじれると修復は容易でないですな。
    いずれは、バングラデシュ、ミャンマー夫々自国民と認めて欲しい…。

    K.A.

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  2. K.A.さん
    両国とも自国民と認めることは不可能に近いでしょう。いずれ日本もロヒンギャ難民を引き取る時期が来るかも

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