2015年5月18日月曜日

(2562)日立、ミャンマーで鉄道信号システム受注 三菱商事と

  5月18日の日経電子版より。日立製作所は三菱商事と組み、ミャンマーで幹線鉄道の信号システムを受注した。日立が主要都市を結ぶ幹線向け信号システム全体を海外から受注するのは初めて。最終的な受注額は100億円を超える見通し。日立は英国では車両の大量受注を受け、今夏に現地工場が稼働する。イタリアの鉄道信号大手の買収も進めており、今回の大型受注をてこに独シーメンスなど世界大手を追い上げる。受注したのはヤンゴンとマンダレー間の600㎞の一部区間(140㎞)で2017年6月までに納入する。ミャンマーは総延長6000㎞の鉄道大国だが、脱線事故や遅延が頻発している。現地政府も鉄道インフラの再整備に積極的だ。世界の信号システム市場は年1兆6千億円、19年には2兆円まで拡大する。収益性は依然高いという。

2 件のコメント:

  1. いよいよ日立製作所が出てきましたか。大いに楽しみ…。

    K.A.

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  2. K.A.さん
    日立が三菱商事と組めば磐石でしょう。当面は140㎞でも将来は全線同一システムのはずですから、巨大な事業獲得だと思います。

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