2015年5月5日火曜日

(2549)武装勢力の声明 軍が「報じるな」 報道に警告

  4月5日の朝日新聞より。ミャンマー国軍は3日、国内メディアや同国に支局を持つ外国メディアにに対し、軍と戦闘状態にある少数民族コーカン族の武装勢力の声明などを報じないよう警告した。「報道した場合は法的措置を取る」としている。メディアからは批判が出ている。国軍が新聞評議会や外国特派員協会に出した文書によると、国軍はシャン州で2月から激しい戦闘を続けているコーカン族の「ミャンマー民族民主同盟軍(MNDAA)」が非合法組織だと説明。MNDAAも出席して1日から開かれている少数民族武装勢力の会議中に、声明が出ても報じないよう要求した。ただ、他の武装組織も「非合法」なのだ。1組織だけ名指しした背景には、国軍が中国国内の支援を受けているとみられるMNDAAとは和平に一切応じないとの意向があると見られている。

2 件のコメント:

  1. 少数民族武装勢力との会議が始まりましたか。うまく纏まりますように…。
    コーカン族とは、別途打ち合わせということでしょうな。

    K.A.

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  2. K.A.さん
    コーカン族についてはよく分かりません。軍事政権はコーカン族=中国人と見ているようですが、中国と戦うということは「戦争」です。先日、ミャンマー爆撃機が中国側を誤爆してすぐ謝った事件があり、「戦争」でもなさそう。何か「麻薬」の臭気がする事件です。

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