2015年5月30日土曜日

(2574)ロヒンギャ遠い安住 漂着問題国際会議、打開策示せず

  5月30日の朝日より。ミャンマーからロヒンギャ族が乗った船が周辺国に漂着した問題で、対策を話し合う国際会議が29日、バンコクで開催。焦点となったのは、主に緊急の人命救助。ロヒンギャ族に対する打開策はなかった。会議には、東南アジアなど17カ国と日米などオブザーバー5か国・機関が出席、渡航船に乗った人びとの保護に米国が3億7千万円、オーストラリアが4億7千万円の支援を約束。だが問題の解決には程遠い。UNHCRは「ミャンマー政府がすべての人に平等で完全な責任を負うことが必要で市民権の付与が究極目的だ」。ミャンマー側は「この問題でわが国だけを対象にすべきではない」。ミャンマー海軍は29日、漂流船を救助、「ベンガル人727人を保護」という。シットウエ―にあるロヒンギャ難民キャンプでは、仕事・自由がない。

3 件のコメント:

  1. 本質的には国籍問題があるので、ミャンマー、バングラデッシュ間の話し合いが必要なのでは?

    K.A.

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  2. 本質的には、ミャンマー・バングラデッシュ間で国籍問題を解決すべきでは…。

    K.A.


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  3. K.A.さん
    両国は過去何回も話し合ったようですが、その都度失敗しています。ミャンマー側の見解はよく耳にしますが、バングラデシュ側の見解はほとんど聞きません。 この機会に両国で解決できればベストとは思いますが…。スーチーさんですら一言も発言できない状態です。

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