2015年5月25日月曜日

(2569)ミャンマーに「人口抑制法」、イスラム教徒の出産制限狙う

  5月25日の朝日新聞より。ミャンマーで、人口増加が著しい地域の産児制限を促す「人口抑制保健法」が成立した。国会を通過し、テインセイン大統領が署名したと大統領府幹部が23日、明らかにした。イスラム教徒の増加を制限する狙いがあるとされ、国際社会から批判が出ている。同法は、人口急増や出生率の上昇があった地域で、当局が女性に対し、出産から次の出産まで3年以上空けるよう啓発することなどを定めた。女性が守らなくても罰則はないが、米国は懸念を示している。同法は、「イスラム教徒が急増している」と危機感を抱く反イスラムの仏教僧らが、実現を目指して運動してきた(以上)。ロヒンギャ問題に関連して連日報道され、このブログでも発信を続けている。29日にバンコクで開催される国際会議でのミャンマー側の発言に注目。

2 件のコメント:

  1. 問題ですな。実施されませんように…。

    K.A.

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  2. K.A.さん
    中國の一人っ子政策と似ており、民主主義国家では考えられない法律。

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