2015年5月27日水曜日
(2571)丸紅、ミャンマーでガス火力 事業費400億円
5月27日の日経電子版より。丸紅はタイの国営企業と組んでミャンマーで高効率のガス火力発電所を建設する。総事業費は約400億円、発電能力は約40万KWとヤンゴンでは最大規模となる。生み出した電力は近隣のティラワ工業団地に供給する。2016年にもタンリン地区で建設を開始、19年の稼働を目指している。発電所は、ガスタービンと蒸気タービンを組み合わせた複合発電方式で、燃料を燃やして発生させたガスを使ってガスタービンを回すとともに、排ガスの余熱を利用して水を沸騰させ蒸気タービンを動かす仕組みで、石炭火力に比べ二酸化炭素の排出量は半分となる。ミャンマーは約180万KWの電力需要があるが、発電能力は150万KWで停電が多い。丸紅はミャンマー南部のメイでも2020年に石炭火力発電所を建設する予定だ。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
複合発電方式とは心強い。順調に稼働してほしい…。
返信削除K.A.
K.A.さん
返信削除日本は新型装置を惜しげもなくミャンマー側に提供している。素晴らしいことと思う。