(2011年1月8日)
今朝の朝日にヤンゴンのレストランで食事をして料金を払うと「お釣りがないので、これで」とボールペンを1本渡されたという記事が載っていた。流通している500チャット以下の小額紙幣はいずれもいくらの札が分からないほど手垢で汚れている。レストランの女性店員は「今年に入って小額紙幣がさらに少なくなった」と話す。苦肉の策としてお釣りが50チャットならティッシュ1個、100チャットならボールペン1本を客に渡している。大変なのがバスだ。客に終点まで乗ってもらい、事務所の金庫から小額紙幣をかき集めておつりを渡すこともあるらしい。「この国はいずれ物々交換に逆戻りするかもね」。市民からそんなボヤキが上がる(以上概要)。私が十数年前ヤンゴンを訪れたときも小額紙幣の汚さにビックリしたことがある。手垢が染付いており触るのも躊躇したくなるほどだったがこの状況がまだ続いているとは。
それって、お代はボールペンでは…
返信削除…ダメですよね。
あとで、そのボールペンがわらしべ長者のようにはなりませんかね~。
それにしても、いたしかたない状況下とはいえ、おおらかな?いいかげんな?国ですね!
stさん
返信削除品川近辺では、路上でボールペンを配っているよ。それを集めてヤンゴンに行けばモヒンガーぐらい食べられそう。
物々交換の時代ってそんなに古くはない。終戦直後、デパートでおコメと軍靴を交換したことを思い出す。(N)