2010年12月21日火曜日

(952)ビルマに進出するアジア企業

(2010年12月21日)
  ビルマに関し最近気になっている問題がある。それはビルマにどんどん進出しようとしている諸外国、特にアジア企業の活動ぶり、相変わらず慎重な日米欧と対照的にアジア各国は熱い視線をビルマに送っている。たまたまA氏から戴いた日本経済新聞11月5日の記事をみると、中国がガス、石油のパイプライン建設、二輪車の新工場建設、水力発電所の建設を、インドが水力発電2ヵ所の建設、ガス田開発、大型トラック生産を、タイが港湾・工業団地建設、コンビニ事業参入検討、消費財企業による商談会の開催を、韓国が資源開発、シュエガス田の開発主体を、マレーシアがヤタガンガス田の操業と石化工場の建設を、インドネシアが経済人交流会開催、ベトナムが自動車工場進出の検討を始めた。日本は欧米と異なり人道的支援は続けているが、本格的進出は欧米に気兼ねして進んでいない。決断のときだ。

2 件のコメント:

  1. アセアン各国との交流が盛んになることで軍事政権側にも、態度の好転等の期待ができないかな…。
    K.A.

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  2. k.a.さん
    アセアン各国との経済交流によって、ビルマ政府側の態度の好転が期待できますが、欧米に対しての態度ははあまり変化しないのでは。対日本も大きな変化はないのでは。(N)

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