2010年12月12日日曜日

(943)米高官、スーチーさんと接触

(2010年12月12日)
 2月11日の読売新聞(関口氏提供)によれば、米国務省のジョセフ・ユン次官補代理は10日スーチー女史と会談した。米政府高官が自宅軟禁から解放された後のスーチー女史と接触したのは初めてで、詳細は明らかではないが、軍事政権に対する欧米の経済制裁のあり方や民主化の進め方などを議論したようである。会談は2時間半に及び、NLD幹部も同席した。スーチー女史は軟禁解放後、軍政を批判する言動を抑える一方、対話で民主化実現を目指す柔軟姿勢に転じた。軍政の今後の出方をを見極めながら制裁緩和のタイミングを探るようだ。一方、米国内では対話路線に効果がないとの批判があり、オバマ政権は総選挙後のミャンマー政策を練り直すと見られる(以上概要)。アメリカの民主党政権も日本の民主党政権を見倣って迷走中。経済制裁を見直すのか、見直さないのか。オバマさんしっかりして!

2 件のコメント:

  1. 徐々ながら、スーチー女史の対話路線がうまくいくよう、願いたいですな。
    K.A.

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  2. K.a.さん
    スーチーさんや欧米が対話路線に変わると、スーチーさんの立場がぶれてしまうので、国民からますます遊離しないか心配、難しい判断だと思いますが。(N)

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