2010年12月13日月曜日

(944)ビルマ難民関連書籍の書評

(2010年12月13日)
  最近私はいくつかのルマ難民関連書籍の書評を書いてきたが、共同通信社の原記者が加盟新聞社宛に同じような難民関連の書籍の書評(新刊紹介)を4件配信したことを全難連のニュースで知った。その内容は①「難民への旅」(山村淳平著)、②「国境に宿る魂」(黒岩揺光著)、③「アンナの道」(直井里予著)、④ショパン(崔善愛著)、の4冊である。このうち①と②についてはこのブログの(929)と(925)で私なりの書評を書いて見たが、さすが共同の記者のはポイントを突いた書評であると感心する。たとえば①では「援助は力のあるものがない者を支えなければならない義務であり、社会に対する責任である」と断じている。③はタイ北部の国立病院のエイズ患者を取り上げているようだが、早速図書館で調べてみたい。④はポーランド難民であるショパンを取り上げているが、ビルマ難民ではないので省略する。

2 件のコメント:

  1. 「援助は力のあるものが無いものを支えなければならない義務…」という言葉で、敗戦直後における日本への食糧援助が大変有難かったことを思い出しました。
    K.A.

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  2. k.a.さん
    そうですね、私も「義務」という言葉にショックを受けました。ボランティアとか善意とかいうぐらいに考えていましたので。(N)

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