2010年4月28日水曜日

(717)ビルマ 総選挙出馬準備か

(2010年4月28日)
  ビルマでの総選挙は今年の10月と噂されているがあと残りは6ヶ月、準備は少しずつ進んでいるようだ。今朝の朝日によれば、テイン・セイン首相ら閣僚23人は26日に軍を退役した。このたび発表された選挙関連法では公務員の被選挙権は認めておらず、立候補するには軍籍を離れる必要がある。今回退役した23人のうち何人が立候補するかは不明だが、立候補する場合は閣僚職も辞めると見られる。また省庁幹部も辞職し、軍政の翼賛組織である連邦団結発展協会(USDA)が作る政党から立候補する見込み。憲法の規定で上下両院の4分の1は自動的に軍人に割り当てられるが、残りの議席についても多くの軍・政府出身者を当選させることで、選挙後の議会を実質的に支配する思惑があると見られる。NLD はじめ各民主化団体が選挙に不参加を表明する中、ビルマ国民に夢のない聡選挙が進行中だ。

2 件のコメント:

  1. 全く夢のない話しだけど、国連、EU、アセアン等、いずれも、様子見かな?
    K.A.

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  2. k.a.さん
    従来はアメリカが世界の警察と称して、強い意見を発してましたが、中国、インドの台頭で相対的に発言力が弱まった感じ、ここしばらくはお互い様子見の状態が続くのでは?(N)

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