2010年4月7日水曜日

(696)ハンストの成果? 仮放免続々

(2010年4月7日)
  法務省の西日本管理センター(大阪府茨木市)で体調の悪い収容者の仮放免などを求め、収容者が3月に集団でハンガーストライキをしたことは、(675)の本ブログでも報じた。その後、支援団体のビラには、ハンストを主導したリーダーが当局から激しい取調べを受けているとのニュースが記載されていた。しかし一昨日の新聞報道は、同入管ではそれまでなかなか認められなかった仮放免が相次いで許可されているという。センター側はハンストとの関連は否定しているが、ハンストの成果と考える方が自然であろう。この騒動は参院法務委員会でも取り上げられたが、その支援の結果とも考えられる。このような現象は2007年秋の「サフラン革命」のとき国会議員が動き、ビルマ人が続々仮放免され、牛久入管にはビルマ人が誰もいなくなったことがある。国会の力は大きい。議員先生たちよ、これからも頑張って!

2 件のコメント:

  1. なるほど、ハンガーストライキは、テロとは異なり平和的なので同情されますな。
    K.A.

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  2. k.a.さん
    入管にたてつくハンストは相当な勇気がいります。今回の場合、国会で問題になったために、入管も緩和せざるを得なかったものと考えます。自民党政権ではこうはならなかったとも思いますが。(N)

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