2010年4月20日火曜日

(709)狭心症のビルマ人を救う 京都の病院

(2010年4月20日)
  先日(674)で脳出血で意識不明のビルマ人のことを書いた。結局は家族が来日し、日本で治療を続けているようだ。たまたま4月18日の京都新聞を見ると、ビルマで重度の狭心症を患ったビルマ人女性ミェンミェンタンさん(63)がタイでバイパス手術を受けたが、その後狭心症が重症化し、ビルマでは治療が難しくなった。このため主治医のタンテイ医師が留学時代に世話になった京都の専門病院と連携することになり来日、14日に手術が成功し、20日には感謝しながら夫婦揃って帰国するという。タンテイ医師は「難しい症例を受け入れ成功したことに感謝します」と話し、日本側医師も「ビルマで苦しんでいる人を救えたのは医者冥利に尽きる」、「今後も医学の面で国際貢献したい」と述べた。日本の医療技術は世界のトップクラスであり、在日ビルマ人は重症の場合、帰国よりも日本での治療に専念したらいかが。

2 件のコメント:

  1. 明るくて楽しい話題で、当事者以外の我々も、すっかり嬉しくなりますな。
    K.A.

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  2. K.A.さん
    嬉しいニュースですよね。この場合、ミャンマー側の主治医が京都大学に留学していたという偶然の縁で成功したのでしょうが、在日ビルマ人の中にも重病の患者がおり、悩むところです。(N)

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