2010年4月26日月曜日

(715)平和の翼ジャーナル

(2010年4月26日)
  この雑誌は2007年10月に発行され、ビルマの民主化問題、難民問題について広く日本人に知らせようという意図で在日ビルマ人が発行したもの。編集長のアウンミャッウイン氏は苦難の末難民として認められ、最初「ミンガラ日本語教室」に通っていたが、その後関西学院大学(兵庫県)に難民枠で入学。同時に、有志を募って標記の雑誌を発行した。この雑誌は日本語とビルマ語の両方で記されており、両国人にとって読みやすい。彼は、総選挙関連5法が出た直後、「スーチー氏無しではNLDの勝利はありえない」、「NLDはスーチー氏だけに頼り過ぎている」、「スーチー氏のような指導者を多く作ることが大切」、「NLDは国民の前に出て国民を動かすべきだ」と誌上で論じている。今回の号には、この他、熊切拓氏、田中喜美子氏、キンマウンラッ氏、そして私もブログで問題点を指摘した。この雑誌の成長を祈る。

2 件のコメント:

  1. “平和の翼”とは、なかなか良いネーミングですな。
    それから、関西の名門「関西学院大学」に難民枠があるとは嬉しい話題ですな。
    K.A.

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  2. k.a.さん
    あと難民枠のある大学として、東京の青山学院大学があります。ビルマでの大学は通信教育が多く、どんどん学力が低下してると聞きます。日本で大いに勉強してもらいたいですね。(N)

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