2010年4月19日月曜日

(708)水牛 融資します ミャンマー支援

(2010年4月19日)
  17日の朝日夕刊に「水牛、融資します」、「農畜産銀行、物で取引」、「佐賀のJAミャンマーを支援」という大きな見出しが並んでいた。「水牛銀行」、「ニンニク銀行」、「養豚銀行」など農畜産物を現物で貸し付ける「農畜産銀行」がビルマで好評。農家は銀行から借りた雌牛や種ニンニクを元手に増産し、銀行は返却された作物や家畜を別の農家に再び貸し出す仕組みが日本の支援で6年前に作られた。事業は3月でいったん終わったが、支援してきたNPO(地球市民の会)や佐賀農協は今年度以降も続ける方針という。実施しているのはシャン州で、24村に水牛銀行、17村にニンニク銀行、14村に養豚銀行が設立され、特に好評なのは水牛銀行。ビルマでは水牛はトラクターに代わる重要な動力、生まれた子牛は自分の持ち物にでき、子牛が乳離れした段階で母牛と利息相当の現金を銀行に返す。成功を祈る。

2 件のコメント:

  1. なるほど! 借手も働き甲斐があり、ユニークで面白い銀行ですな。
    K.A.

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  2. K.A.さん
    水牛銀行・・・なんともユーモラスな銀行ですね。こんな銀行は昔日本にもあったのかしら? (N)

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