2010年4月14日水曜日

(703)不法残留者は9万2千人

(2010年4月14日)
 法務省入国管理局の発表によれば、平成22年1月1日現在の不法残留者(オーバーステイ)総数は9万2千人で、昨年に比べて2万1千人(19%)減少している。男女比はほぼ同数(50%:50%)。国籍別に見ると、1位が韓国(2万2千人:構成比24%)、2位が中国(1万3千人:14%)、3位がフィリピン(1万3千人:14%)、以下中国(台湾)、タイ、マレーシア、ペルー、シンガポール、スリランカ、インドネシア(千8百人、2%)と続く。ビルマは11位以下であり、インドネシアの数字よりは低くホッとする。一方、年別の総数で見ると、平成17年1月1日には20万7千人、18年19万4千人、19年17万1千人、20年15万人、21年11万3千人、22年9万2千人と着実に減少を続けている。なお在留資格別に見ると、1位は「短期滞在」で6万3千人で構成比69%を占め、2位が「興行」で4千人:5%となっている。他は省略。

2 件のコメント:

  1. 5年間で、20万人から9万人に半減できたという素晴らしい成果で、関係する人々に感謝せねばなりませんな。
    K.A.

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  2. k.a.さん
    不法滞在者の半減は、立派な成果だと思いますが、
    在留資格のない難民申請者は、帰ろうにも帰れません。もちろん仕事もできません。
    日本政府はこの点考えてほしいです。(N)

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