(2010年4月25日)
軍事政権が、独自の武装組織を持つ少数民族に、政府軍の国境警備隊への編入を求めていた交渉が大詰めを迎えた。2008年制定の新憲法で、政府軍が唯一の国軍と規定されたことを受け、軍政は、1989年以降に停戦合意を結んだ17の少数民族勢力に対し、武装組織を国境警備隊に編入させる交渉を本格化させた。パオ族など複数の少数民族は、特権維持などを重視して合意した。ただワ族(兵力2万)などとは交渉が難航、軍政は年内総選挙を控えこれ以上の延長は困難と判断した。軍政はスーチーさん問題よりも少数民族による武装蜂起、爆弾テロの危険性を懸念している。軍政は今月28日までに最終期限を設定。合意しなければ「違法組織」に指定し、停戦合意を一方的に破棄、武力鎮圧に入る予定。カチン族(兵力6千)、モン族(同数千)はワ族の対応を注視している。平和裏に解決してほしい。
はてさて、どうなるのかな?
返信削除心底、平和的な解決を!
K.A.
k.a.さん
返信削除民主化グループ同様、結局のところ軍政に丸め込まれてしまうでしょう。軍事力が桁違いに差が有るので、いたし方ありません。
将来爆弾テロの発生が憂慮されますが。(N)