(2009年12月16日)
きょうは水曜日、東京入管でビルマ人女性と面会の日だ。いま16人収容されているので、きょうは8人に面会を申し込んだ、来週は別の8人となる。彼女らには日本語教育を勧めているが、この目的は、日本社会に早く溶け込むためであるが、同時に収容所内の有り余っている時間の有効活用であり、併せてストレス解消策でもある。といっても彼女らの最大の関心事は「仮放免でいつ出られるか」の一点。今までの経験で、私は彼女らに収容期間は2ヶ月~4ヶ月と伝えているが、人によりバラバラ、中には5ヶ月近くの人もいる。そこで4ヶ月近くになる人は、今日か明日かと祈るように吉報を待っている。私が保証人をしている2人は、共に既に4ヶ月1週間、私に祈るような眼差しで「まだですか」と訴える。私も辛い。面会後仮放免担当者に打診するが、「まだ審査中なのであと暫く待ってほしい」としか言わない。辛い。
本当に辛い役回りですな。でも折角の機会なので、日本語をできるだけマスターするよう、心掛けてもらいましょう。
返信削除K.A.
k.a.さん
返信削除実はきょうも本人から「まだですか」という泣き声の電話が入りました。私としてもどうすることもできず、「もう少し頑張って!」というしかありませんでした。まもなく入管も年末年始の長期の休みに入るので、彼女も心配なのでしょう。(N)